今を生きる人間にとって、最も重要なことは、
心身の健康です。
どんなにやりたいことや夢があっても、
まず自分自身が健康でないと成り立ちません。

ストレス社会と言われている昨今、
でも、誰しも、この世に命を受けて、
後戻りできない毎日を過ごしています。

明日しかこない一度限りの人生ならば、
健やかに毎日を暮らせることが
何よりの幸せだと思います。

そのための健康第一に欠かせないのが、
「人を良くする」と書く「食」です。

私は、高校生の頃、
酷いニキビとアトピーと肥満に
苦しんでいたのですが、
その食の偉大さに気づいたことで、
考え方も食べ方も変わり、
三重苦を見事に克服し、
全てがプラスに転じました。
丈夫になった身体はもちろん、
精神的にも逞しくなったことが大きな喜びです。
まさに食のおかげで、
心身の健康を手に入れたのです。

しかし、おそらく食べることが
当たり前になりすぎていたり、
間違ったダイエットのために、
「○○を食べない」とか、
「○○を食べたら太る」等と考えたり、
本来、感謝すべき食に対する感謝の気持ちが
薄れがちではありますが、
食べものや飲みものが私達人間を
作りあげているといっても過言ではありません。

また、日本は、大自然や伝統の恩恵を受けた
世界に誇る素晴らしい美食ランドでもあります。

飽食の時代だからこそ、もう一度、
真の食とは何かを見直し、
食と向き合い、
素直に美味しいと思えるものを食べながら、
思いやりある楽しい食の学びの場が
お届けできたらと思い、
この「食学園」を立ち上げることに致しました。

食べて学ぶ食学。
食べて楽しい食楽。

そして、私が感謝すべき食と共に大切にしている

も一緒に携えて、
笑顔で「ありがとう」が飛び交う食学園になることを
心から願っております。